佐藤りょう氏のUNIXな生活

7 9, 2004 07:08 PM

今回は次々とネットベンチャーを立ち上げているネットエイジ社の取締役、佐藤りょう氏を取材。

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(↑職場での佐藤氏。なぜか机の上に靴下がありましたがそれが映らないように撮りました)

まずはバッグの中に何がありますか、というお話。

佐藤氏は、バッグにはあまりモノを入れない主義らしく(バイク通勤ということもあるのでしょう)、Palm、プロジェクトペーパー(方眼紙のノート)、赤ペンぐらいしか入っていないとのこと。

資料になにか書くときには赤ペンで、という習慣で、黒いペンは持ち歩かないらしいです。たまにサインしなくちゃいけないときに困るらしいですが。また、Palmはサイボウズとスケジュール同期に使っているらしいです。他の用途にはあまり使われていない模様。

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(↑なつかしのPalm Vx。初代Palmから使われていたそうです)

それから意外だったのはノートパソコンを持ち歩かないこと。外で仕事をすることはほとんどないらしいです。

さて、そんな佐藤氏の情報管理術ですが、おもしろかったのは、彼の作業はほとんどUNIX上で行われるということ。

一般的に使われているワードなどは清書で使うだけで原稿は全部emacsで書き、メールはmew、というハードコアな使い方をしています。

「昔からの技術者にとってはこちらのほうがいいんですよ」とは佐藤氏の言。

Windowsアプリでよく使っているのはタブブラウザのDonutPとメッセンジャーのRegnessem、それからTeraTermぐらい。

ブラウザは昔NetCaptorやSleipnirを使われていたそうですが、DonutPに落ち着いた模様。

なぜですか?との問いに「キーカスタマイズが柔軟にできなくちゃだめなんですよね。それからタブブラウザのタブが、DonutPでは複数行で並んでくれるのがいいのです。他のタブブラウザは横にスクロールしなくちゃいけないですよね。複数行に並んでくれると全部一画面で見れますよね」とのこと。うーむ、コアだ。

ちなみに僕はSleipnirを使っていますが、DonutPも使って見ようと思いました。そういえばBulkfeedsのmiyagawaさんもDonutPっぽいですね。今日の「MSN Messenger からIE以外のブラウザ」で判明しました。これは僕も試してみよう。というか、いつかmiyagawaさんにインタビューしよう。

それからRegnessemは、複数のメッセンジャーをひとまとめに管理できるソフトです。ICQ、Yahooメッセンジャー、MSNメッセンジャーと全部使っている人には便利そうです。またタブブラウザよろしくタブメッセンジャーなので、複数の会話も一つのウィンドウにおさまります。これは便利そう・・・。いつもウィンドウがたくさん開いちゃいますからね。

またTeraTermでは、UNIX上のScreenというソフトを使って、自宅と職場でシームレスな作業環境を確保しています。Screenは、一つのターミナルを複数の場所で開く、というものらしいです(今まで知らなかったのですが)。

これを使うと、職場で原稿書いていて、途中で疲れたから自宅に帰り、Screenを使って職場のターミナルにアクセスすると、原稿を書いている画面がそのまま現れる、というものらしいです。しかも自宅で作業している様子が職場のスクリーンでも再現されているから次の日の朝に職場にもどってもそのまま続きができちゃう、というものらしい・・・(誰もいない職場でカーソルが動いて原稿が出来上がっていく様子はちょっとオカルトだ)。

おそるべし、UNIXユーザー。便利なツールがいっぱいですな。

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(↑デュアルディスプレイでさまざまなツールを華麗に操る佐藤氏。すげー。※画面にはモザイクをかけてあります)

なお、その他のツールで使いまくりなのは、同社のサービスでもあるMelpod。これはFreeMLの企業版です。検索ができたりとか、かなり使いやすそうでした。社内のMLには必須、とのこと。さりげなく営業されました。もうちょっと稼いだら是非導入したい。

それからインタビューの中で印象に残ったのは「整理しない、検索する」という言葉。これは先日の増井さんもおっしゃられてました。情報を整理すると時間がかかる。それよりはすぐ検索できるようにしておいたほうがいい、とのこと。

メールもフォルダーなどに分けずに、インデックス化してNamazuで全文検索しているらしいです。それからサイトもお気に入りに登録されているものはほとんどなくて、全部検索しまくっているらしいです。通常使う検索エンジンはGoogleとのこと。

佐藤さんはだいぶ前から知っていましたが、コアな使い方をされているなぁ、ということであらためて尊敬。

今回はありがとうございました。今度、焼酎呑みにいきましょう。

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